「フェンネル」の効能と言いたくなる豆知識
フェンネル
効能
<li>消化促進</li>
<li>炎症を抑える</li>
<li>腹痛を緩和</li>
<li>尿トラブルを軽減</li>
味
甘味、辛味
アーユルヴェーダ的分析
(-)ヴァータ、カパ、ピッタ ※詳しくはコチラをご覧ください。
含有成分
アネトール、フェンコン、ピネン、リモネン、カンフェン、アニスアルデヒド、フェランドレン、エストラゴール、脂肪油、ペトロセリン酸、オレイン酸、リノール酸
料理
種子:パン、焼き菓子 葉茎:魚料理、酢漬け など
オイシイ話
フェンネルの原産地は、地中海沿岸です。スパイスとして使用する部分は種子や、葉茎です。黄色い小花が咲く植物です。が、日本ではあまり馴染みのないスパイスではないでしょうか。インドでは口臭消しとして使われています。
スパイスの多くは、ヴァータとカパを上げて、ピタを下げる役割をするのですが、フェンネルは全てを整えるので、どの気質の方にも有効に働きます。 もちろん食後だけではなく、料理にも使っています。甘い香りがするので、「魚のハーブ」と呼ばれ、魚料理で重宝されていますし、カレーやスープにも実は入っています。 インドでは、レストランや大衆食堂どこでも、テーブルにフェンネルと角砂糖が一緒においてあったり、食後に渡されます。初めてその光景に出くわした時、何をするものか分からず。でも店員さんは、食べるジェスチャーをするので、日本で言うところの、”焼き肉屋の飴”かな、なんて思い、とりあえず見様見真似で食べた。ハッカ?ミント?のようなスーっとする味がします。飴以上の働きをしますね!その意味を知ったのは随分後になってからです^^;