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ズボラな薬膳スパイスアドバイザーが、 インドに行って気が付いたスパイスの魅力をお伝えしてます^^

「カルダモン」の効能と言いたくなる豆知識

スパイス辞典

カルダモン



効能

<li>消化促進作用</li>
<li>口腔清涼作用</li>
<li>利尿作用</li>
<li>緩下作用</li>
<li>強壮作用</li>
<li>防腐作用</li>
<li>解毒作用</li>

※緩下(かんげ)作用とは、腸の動きを高め、排便をもたらす作用のこと

甘味、辛味

アーユルヴェーダ的分析

(↓)ヴァータ、カパ (↑)ピッタ ※詳しくはコチラをご覧ください。

含有成分

シオネール、α-テルピニルアセテート、リモネン、サビネン、ボルネオール、カンファー

料理

ひき肉料理、チャイ、焼き菓子など

オイシイ話

スパイス辞典

原産地はインドやスリランカ、暖かい場所育ちです。赤紫色の筋が入った白い花が咲く植物です。そんなカルダモンは、甘くそして(切なくと言いたいところですが)、爽やかな香を放つため、インドでは、古くからスパイスの女王と呼ばれているみたいです。

香水を振りまくっているそれとは違い(笑)、体にもとても良いスパイスなのです。 カルダモンの香は、この緑に覆われた種から発しています。南インドの行く前まではパウダーを使っていたので、素敵な香がするなんてこと、ほんの少ししか気が付いていなかったのですが、修行の調理実習で、カルダモンを石臼でひいてる真横を除きこんだ時に、衝撃を受けたなんて良い香がするんだ!石臼で引いていたのは、調理のおばちゃんだったのですが、「すごい良い香する!」と伝えたら、ニコっと笑って、引き立てのカルダモンをそっと私に差出した。そんな彼女の姿すらをも女王様に見えるほどの、何か自分の中で眠っていたものが覚めた、そんな香でした。それからというもの、調理実習でカルダモンが登場するたびに、香をクンクンかいではニヤニヤして満足しているのであります。チャイやカレーでの使用頻度が高いです。私としては、カルダモンの香が充満しているだけで幸せな気分になるほど(変な意味でなくね笑)。もう女王様にメロメロです。

カルダモンに関するみんなのお悩み

  • Q14カルダモンパウダーやクローブパウダーは加熱なしでも食べられるのでしょうか?
  • Q127胃腸薬の代用になるスパイスはないですか?
  • Q162_アラビアやインドのチャイは緑茶とどう違うのですか