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ズボラな薬膳スパイスアドバイザーが、 インドに行って気が付いたスパイスの魅力をお伝えしてます^^

アーユルヴェーダって何かを知ってますか?



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アーユルヴェーダって何かを知ってますか?

聞いたことはあるけどよく分からない人や、何それと思われた方も大歓迎です。それエステかなんかでしょと思われた方は要注意ですね(笑)

アーユルヴェーダとは、

インド大陸の伝統的医学である。ユナニ医学(ギリシャ・アラビア医学)、中国医学と共に世界三大伝統医学のひとつであり、相互に影響し合って発展した。トリ・ドーシャと呼ばれる3つの要素(体液、病素)のバランスが崩れると病気になると考えられており、これがアーユルヴェーダの根本理論である。 その名は寿命、生気、生命を意味するサンスクリット語の「アーユス」(梵: आयुस्、ラテン翻字:Āyus)と知識、学を意味する「ヴェーダ」(梵: वेद、ラテン翻字:Veda)の複合語である。医学のみならず、生活の知恵、生命科学、哲学の概念も含んでおり、病気の治療と予防だけでなく、より善い人生を目指すものである。健康の維持・増進や若返り、さらには幸福な人生、不幸な人生とは何かまでを追求する[1]。文献の研究から、ひとつの体系としてまとめられたのは、早くても紀元前5 - 6世紀と考えられている[2]。古代ペルシア、ギリシアチベット医学など各地の医学に影響を与え、インド占星術錬金術とも深い関わりがある。 体系化には、宇宙の根本原理を追求した古層のウパニシャッド(奥義書,ヴェーダの関連書物)が重要な役割を果たし、バラモン教六派哲学に数えられるサーンキヤ学派の二元論、ヴァイシェーシカ学派の自然哲学、ニヤーヤ学派の論理学[3]も大いに利用された。 インドではイスラーム勢力の拡大以降、支配者層や都市部でユナニ医学が主流となり、その隆盛はトルコ系イスラーム王朝のムガル帝国(1526 - 1858年)時代に最高潮に達した。一方アーユルヴェーダは衰退し[4]、周辺部や貧しい人々の間に受け継がれた。20世紀初頭になると、イギリス帝国のインド支配に対抗するナショナリストや、欧米のオリエンタリストたちによって、アーユルヴェーダは「インド伝統医学」として復興し、西洋近代医学に対抗して教育制度が整備された[2]。 アメリカでは、ニューエイジ運動(1970 - 80年代)で、アーユルヴェーダをはじめとする様々な伝統医学・ホリスティック医学が注目された[5]。1998年にアメリ国立衛生研究所(NIH)に国立補完代替医療センター(NCCAM)ができたことをきっかけに広まり[6]、世界各地で現代医学を補完・代替する医療として利用されている。また、アーユルヴェーダに興味を持ったヒッピー達がインドに滞在した影響で、外国人向けにアレンジされたアーユルヴェーダ・マッサージが人気となり、現在では医療ツーリズムが隆盛している[7]。インドでは、アーユルヴェーダ医師(BAMS)の資格は国家資格であり、現代医学と並んで治療が行われている。一方、商業化されたアーユルヴェーダの世界的な普及や、アーユルヴェーダ薬がサプリメントとして流通することで、様々な問題も起こっている。wikipedia

wikipediaには長い説明、書いてますが。 簡単に言うと、インドで5千年以上も前から伝承されている医学のことで、世界三大伝承医学の1つに当たります。そう、れっきとした医学なのです。アーユルヴェーダはインドの言語、サンスクリット語です(発音難しいですね)。

という意味で、すなわち、アーユルヴェーダ生命科学という分野なのです。

アーユルヴェーダの考えや理論を通じて、

  • 食事療法
  • ハーブやスパイスを使った治療、処方
  • 施術
  • 薬投与

などが行われます。 インドではアーユルヴェーダの資格をもつことで、全ての施術を行うことができ、この施術の一部に鼻から薬を投与したり、浣腸や下剤を入れたりします。これらは医師でないとできません。ですので、日本でいうところの医学や薬学と同等の勉強や資格取得が必要です。

日本ではアーユルヴェーダ資格は医師資格と認めらていませんので、できることが限られます。エステと同じじゃない?と思われるのはそんな背景があるからです。

さて私が学んだアーユルヴェーダはその中のほんの一部の理論です。 アーユルヴェーダ医師になろうなんてそんな容易くできません。それでも何故、それが必要なのか。 そう、食事や施術にスパイスが多く使われているからです。各スパイスにどんな働きがあって、体のどこの部位、どんな機能不全に効果があるのかを知りたかったからです。ただそれだけです。スパイスで健康になるなら良いじゃない^^