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ズボラな薬膳スパイスアドバイザーが、 インドに行って気が付いたスパイスの魅力をお伝えしてます^^

Q133_日本で本格的なアーユルヴェーダが受けられるところはありますでしょうか?

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「はじめまして、スリランカアーユルヴェーダ施設で体験したかったのですが旦那の許可が降りず…そこで日本で本格的なアーユルヴェーダが受けられるところはありますでしょうか?滞在型だと嬉しいのですが。宜しくお願いいたします。」 というお悩み。

A_回答

こんな場所を見つけました。 http://www.yamaguchihouse.com/menustay.html

箱根のヤマグチハウス 滞在型でアーユルヴェーダの施術が受けられるみたいです。

アーユルヴェーダとは、古代インドの医学ともいわれる思想や理論です。 スパイスを使った食事療法やスパイスやハーブを使ったトリートメントなど、アーユルヴェーダの考えに基づいています。インドやスリランカでは、トリートメントを滞在型で受けれるところが多いのですが、日本にはなかなかそういったところがないですね。 アーユルヴェーダのトリートメントには、

  • アビヤンガ
  • ポディキリ
  • シロダーラ
  • バスティ
  • ナスヤ
  • など、幾つかの施術があります。

    アビヤンガとは、温められた大量の薬草オイルを全身に塗りこむ施術。 ポディキリとは、数十種類ものハーブパウダーとオイルを合わせて炒めた物を、布で包んだキリと呼ばれ、キリを温めて患部を叩くいて行う施術。 シロダーラとは、脳のマッサージとも言われ、額に約4リットルの温かいオイルを浸透させる施術。 ナスヤとは、鼻の洗浄方法のことで、鼻からオイルを流し込む施術。 バスティとは、浣腸のことで、薬用油のような液体やハーブであったり、牛乳や蜂蜜を使った施術。

    日本では、アーユルヴェーダの施術の一部、例えばバスティやナスヤなどは医師免許が必要なので、日本でアーユルヴェーダの施術を全て受けるとなると、限られます(ないかもしれないです)。ですので、日本にあるアーユルヴェーダ施設は、バスティやナスヤをしないところがほとんどなので、アーユルヴェーダの全工程の施術を受けることができないのが現状ですね。私はインドで施術を受けましたが、浣腸はキツかったです。浄化されたということにしておきたいですね(笑)