「ローズマリー」の効能と言いたくなる豆知識
ローズマリー
効能
<li>記憶力や集中力を高める</li>
<li>花粉症などのアレルギー緩和</li>
<li>血行不良やリウマチ</li>
<li>抗神経痛作用</li>
<li>血圧降下作用</li>
味
辛味、苦味
アーユルヴェーダ的分析
(↓) ヴァータ、カパ ※詳しくはコチラをご覧ください。
含有成分
シオネール、ボルネオール、カンファー、テルピネオール、リナロール、ピネン、カンフェン、リモネン、ミルセン、カリオフィレン、イソボルネオール、ハイドロオキシトリテルペン酸、ウロゾール酸、オレアノール酸
料理
野菜料理、じゃがいも料理、シチューなど
オイシイ話
原産地は、地中海沿岸。青紫や水色の花が咲く植物で、スパイスとして使用する部分は、葉です。多くはローズマリーの名で親しまれていますが、ロスマリヌスという学名が付いています。これはラテン語で、「海のしずく」を意味しており、水色の花が地中海の色、形がしずくを連想させることから、そのように名づけられたのだとか。なんだかロマンチックな話ですが、ローズマリーは歴史の古いスパイスの1つで、愛のシンボルとして神話や儀式によく使われてもいるようです。
ローズマリーには、こんな俗説があります。「聖母マリアが青いマントを香りのよいハーブの茂みにかぶせたところ、翌朝、白かった花がマントと同じ青に変わっていた。」そんな伝説から、マリア様を象徴する花がバラであることから、ローズ・オブ・マリー=ローズマリーと呼ぶようになったとか。これまたお洒落な話ですね。
なんと、古代ギリシャでは、ローズマリーの香りが頭脳を明晰にするとされていたようで、学生たちは勉強する際に、記憶定着のためにローズマリーを身につけていたと言われているのです。大事な試験や集中したい仕事がある時に、ローズマリーの香りをかいだり、ハーブティーを飲んだりすると、もしかすると実力以上の成果が得られるかも!?しれませんね。