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ズボラな薬膳スパイスアドバイザーが、 インドに行って気が付いたスパイスの魅力をお伝えしてます^^

「クレソン」の効能と言いたくなる豆知識

スパイス辞典

クレソン



効能

<li>利尿作用</li>
<li>去痰作用</li>
<li>リウマチの治療</li>
<li>糖尿病の治療</li>
<li>抗壊血病作用</li>

辛味

アーユルヴェーダ的分析

(↓)ヴァータ、カパ ※詳しくはコチラをご覧ください。

含有成分

アリルイソチオシアネート、グルコナスツルチン、フェニルエチルイソシナート

料理

サラダ、てんぷら、おひたしなど

オイシイ話

原産地は、ヨーロッパやアジア。白い花が咲く植物で、スパイスとして使用する部分は、葉や茎です。クレソンには別名があって、ウォータークレス、オランダがらしとも言われています。自分の持っているアーユルベーダの参考書には、ウォータークレスで載っていました。クレソンは、自生力繁殖力が高いので、水にクレソンの枝を浸しておくだけで、発根します(私でも育てられそう!?)。

クレソンは、ピリっと辛味がありますが、風味は爽やかです。メインにならないクレソンですが、最強の野菜なのです。 スパイス辞典

2014年、アメリカの疾病(慢性疾患)予防管理センターの研究誌で、クレソンには、栄養素の含有量がどの野菜よりも多く含まれていると、発表しています。その栄養素とは、

  • カリウム
  • 食物繊維
  • たんぱく質
  • カルシウム
  • ビタミンB1,B2,B3,B6,B12
  • 葉酸
  • 亜鉛
  • ビタミンA
  • ビタミンC
  • ビタミンE
  • ビタミンK
  • です。 これらの栄養素の含有量をスコア化して結果を出しているようですが、クレソンは100点満点の堂々1位。例えば、日本で体に良い野菜と言われているほうれん草は、86.43点で5位。ここでは、癌予防にもなると言われてるようです。これからは、クレソン押しですね(笑)