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ズボラな薬膳スパイスアドバイザーが、 インドに行って気が付いたスパイスの魅力をお伝えしてます^^

Q156_ミルクティーとインドのチャイの違い及びその特徴は一体何でしょうか。

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「ミルクティーとインドのチャイの違い及びその特徴は一体何でしょうか。」 というご質問。

A_回答

ミルクティは、牛乳と茶葉でできています。チャイは、茶葉とスパイスでできています。

また、茶葉はインドの茶畑で多く作られていますが、その昔、インドを植民地としていたイギリスが、茶葉を持ち帰り一番茶として飲んでいました。 残った茶葉(ダストティ)にスパイスを入れて飲んだのがインドのチャイだと言われています。 ミルクティもチャイもベースはアッサムやダージリンなどで同じ茶葉なのですが、スパイスの有無の差だと思います。 ただ、インドので南と北のエリアではチャイの指すものが違っています(南、北と分けるとざっくりですが、おそらく地域でも異なると思います)。南インドのチャイは、ミルクティに近いので(スパイスなし)、一方の、北インドのチャイは、生姜などのスパイスがたっぷり入ってます。 南インドで、チャイ(スパイス入り)を飲むには、スパイスティと言った方が良いですね。